2014年03月22日


ひろしま百山に戻る

広島県竹原市、三原市
広島の展望山
道路地図で選ぶとこうなってしまったとの悪い例。多くのハイカーは車ではなく、麓から歩いて登っていた。それ程、標高が低く、楽チンな山なのだろう。周辺の岩峰と展望は最高だった。
Road Map :R185を竹原市街から県道75号線に入り、小泉町から龍泉寺への林道に入る。
Route Map:龍泉寺駐車場から白滝山、黒滝山をそれぞれ往復する。
累積標高差:435m
ひろしま百山』 低山ながら素晴らしい瀬戸内の展望山だった。
                 しろたきやま                  くろたきやま
〔087〕白滝山 (342m)、黒滝山(270m)
白滝山  登り:14分、下り:20分
黒滝山  登り:29分 下り:26分
コースタイム:1時間42分
     
後悔、先に立たず
  今回の遠征は車でズルする程の大きな山はなく、行程もわずかだったので、しっかりと
麓から登った方が良かったのではと後悔するが、これは結果論なので、次回、来る時が
あれば地図を持って、しっかりと登山口を調べて、周回、縦走してみたいと思う。
広島の望海山、展望山
  広島への遠征は2回目であるが、ネット紹介されていた広島の展望山はかなりの数、
登れたと思う。 感じることは宍粟50山とは展望のレベルが違うと言うことで、高速道路を使って行く価値はあった。 今後も寒い時期に広島の山に通いたいと思う
駐車場から”白滝山”までは700mの距離なので簡単に済みそうに思えた。この時点では”黒滝山”のことは知らなかった。
林道を上り詰めると駐車場があった。既に11時過ぎで駐車場は満車かと思っていたが、意外や意外、ガラガラ状態で奥の一台はハイカーでない様だ。11時08分に様子が判らないまま駐車場を出発する。
ゲートがなければ車でも充分走れる参道を上って行く。
舗装された参道に入る。ハイカーはそこそこ来ていた。
ここに車止めのゲートが設置されており車は入れなかった。
10分程で”龍泉寺”に着く。
参道を歩いていると、前方に崖にへばり付いた”展望台”が見えた。
行けるものであれば、あそこにも行ってみたい。
”龍泉寺”の後に”展望岩”が見えている。
”龍泉寺”から山頂までは160mの距離、圧倒的に簡単な山だ。
その横に ”磨崖仏”が綺麗に彫られていた。
この手の磨崖仏はあちこちに彫られているらしい。
登って行くと、先ほど見た展望岩に下には、気持ち悪いほど石仏が張り付いていた。その数は写真の限りではなかった。飛び降りてきて襲われそうな感じがする。
勝手に展望岩と呼んでいる”磨崖仏の上に着いた。
更に簡易舗装された道を上がって行く。
展望岩からの瀬戸内の景色。目の前の小島が地図から消された毒ガス島の様だ。
”龍泉寺”を展望岩から見下ろすが、この崖の下には石仏が一杯張り付いている。
山頂を探すと、展望岩より一段低い箇所に鐘があり、その向こうに山頂があった。
14分にて”白滝山”(342m)に着くが、周辺の岩峰に比べ、山頂が一段としょぼい。
再度、展望岩に戻り、しっかりと景色を見ておく。
樹姿としては良くないが、けな気に岩に張り付いている姿は立派に感じる。盆栽風に整枝すると白滝山の名物になるのに!
”展望岩”の横に張り付いている黒松の木がずーっと気になっている。
”白滝山”を下りて展望台に向う。
展望台からの展望より展望台周辺の景観の方が見応えがあった。展望台先端から黒滝山への登山道が伸びており、行きたい感じがしたが、どこをどう行くのかさっぱり判らないので割愛した。
良く整備された登山道が続く。
41分にて”白滝山”を終えて駐車場に戻る。予定にはなかったが1.1kmの距離なら”黒滝山”まで行って見ようかと考え出した。因みに展望台からの黒滝山までの距離は1.4kmだったので展望台から行かなくて良かった。
”黒滝山”への道は展望が良くないが、時折、開けた場所があり、白滝山から展望台までの尾根筋が見えた。特に展望台付近の岩峰が面白そうであるが、実際は歩けないほどに急峻だった。
よく踏み固められた尾根道を進む。
足し算すると、駐車場にあった標識の1.1kmとよく合っていた。
ここで大体、中間地点か。
整備された階段道を登り続けるが、山頂までは大した道のりではなかった。
駐車場から40分にて山頂と下山路との分岐に着く。
駐車場から49分にて”黒滝山”(270m)に着く。
山頂標識はここにあったが、標高の一番高い山頂はここではない様な気がする。
”黒滝山”の山頂から見た”白滝山”、遠い山と思ったが、実際に歩いてみると意外と近かった。
標高はたった270mであるが、海岸から聳えているので高度感はすごい。
下から若い御夫婦が登って来たが、奥さんの方が岩越えが苦手な様で
ちょっとした岩で騒いでいた。
当然、この先端までは行ってみた。
気温10℃と高くなってきたが、尾根筋に冷たい風が通り、
暑くはない。今日は弱い風が体温の上昇を救ってくれた。
西側に岩ごつごつの面白そうな山が見えたが、
道さえあれば行ってみたいものだ。
下山26分にて駐車場に戻るが、車はまったく増えていない。
この山では車でズルするより、下から歩いて登るのがメインの様だ。
パラパラと登って来るハイカーと時折、すれ違う。
今回の遠征
3/21 3/21 3/22 3/22
呉娑々宇山、高尾山 経小屋山 野呂山、膳棚山 白滝山、黒滝山